2008年2月20日水曜日

EmacsのWanderlustの設定をちょこっと修正

前回のWanderlustの導入から操作にも慣れてきて、普段日常でも使えるようになってきました。
以前よりまめにメール出すようになったしねw

ということで少し設定をいじったのでメモ。

メールヘッダ

前回のは冗長すぎたので以下のように修正。
~/.wl に以下を追記。
;; summary-mode ですべての header を一旦除去
(setq wl-message-ignored-field-list '("."))
;; 表示するヘッダ。
(setq wl-message-visible-field-list
'("Cc:" "^Subject:" "^From:" "^To:" "^Cc:"
"^X-Mailer:" "^X-Newsreader:" "^User-Agent:"
"^X-Face:" "^X-Mail-Count:" "^X-ML-COUNT:"
))
全てのメールヘッダを表示するには、H キー。元に戻すにはもう一度 H キーか、「.」ピリオドを押す。生のメールヘッダを見たいときは、M キー。

WanderlustをEmacs標準のメーラーに

C-x m で 新規メール作成画面になるのだけれども、これをWanderlustが立ち上がるように設定する。
~/.emacs に以下を追記。

;;;====================================
;;;; Wanderlust - メールソフト
;;;====================================
;;; wl の設定は~/.wl に。
;;; 標準のメーラーをWanderlustにする。
(autoload 'wl-user-agent-compose "wl-draft" nil t)
(if (boundp 'mail-user-agent)
(setq mail-user-agent 'wl-user-agent))
(if (fboundp 'define-mail-user-agent)
(define-mail-user-agent
'wl-user-agent
'wl-user-agent-compose
'wl-draft-send
'wl-draft-kill
'mail-send-hook))

メール作成モード(ドラフトモード)の初期設定

~/.wl に以下を追記。
;;; メール編集モードフック。
(add-hook 'wl-draft-mode-hook
'(lambda ()
(setq paragraph-start '"^\\([  ・○<\t\n\f]\\|(?[0-9a-zA-Z]+)\\)")
(auto-fill-mode t)
(set-fill-column 60)
))

シグネチャ(署名)挿入時のセパレータを削除する

~/.wl に以下を追記。
(setq signature-separator "")
(add-hook 'wl-mail-setup-hook
(lambda ()
(require 'signature)
(local-set-key "\C-c\C-w" 'insert-signature)))

アドレス帳を暗号化する

EasyPG などのEmacsからgpgを透過的に扱うパッケージを入れてあれば簡単に出来ます。
~/.addresses ファイルをgpgを使って暗号化し、出来た ~/.addresses.gpg ファイルを ~/.wl に、
;;; アドレス帳の指定。EasyPGで透過的に扱える。
(setq wl-address-file "~/.addresses.gpg")
などとして指定するだけ。
あとはWanderlust起動時に自動的にパスフレーズを聞かれるので入力すればOK。

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