2008年1月19日土曜日

SKKサーバーを入れてみた

Emacsで、初回に辞書を読み込む時の時間に苛立ちを憶え、SKKサーバを入れてみることにしました。
複数の辞書を使用しているので、uim-skkDDSKKで両方で使用したいというのもありますし、メモリの節約にもなると思ったからです。

とりあえず、ubuntuのリポジトリに複数の辞書を扱えるskkserverは、skksearchしかなかったので、skksearchを入れました。
sudo apt-get install skksearch tinycdb skkdic-cdb

ちなみにうちの環境では、skksearch を入れたら、らnetkit-inetdからopenbsd-inetdに変わりました。
skksearchはcdb形式の辞書を扱いますので、手持ちの辞書をcdb形式に変換します。
cd /usr/share/skk/
sudo skk2cdb SKK-JISYO.L SKK-JISYO.L.cdb
また手持ちの2ch辞書、顔文字辞書、カタカナ英語変換辞書、をそれぞれ同じようにcdb形式に変換しました。

次に /etc/skksearch.conf を開いて、
cdb:/usr/share/skk/SKK-JISYO.cdb
cdb:/usr/share/skk/SKK-JISYO.2ch.cdb
cdb:/usr/share/skk/SKK-JISYO.KAO.cdb
cdb:/usr/share/skk/katakana-eigo.jisyo.L.cdb
な感じで使用する辞書を登録。
事前準備が出来たので、inetdを起動する。
sudo /etc/init.d/openbsd-inetd start
念の為、~/.skk に、
(setq skk-aux-large-jisyo nil)
と書いておいて、Emacsを起動。おもむろにユーザ辞書にない単語を入力してみて、変換。
瞬時に変換候補が出た。以前のように初回辞書読み込みが発生することもなく、あっという間。
う〜ん、素晴しい。こんなことならもっと早くやれば良かった。

uim-skk の方は、uim-pref-gtk で、辞書ファイルの変わりにSKKサーバを使用にチェックを入れるだけ。

これで複数の辞書を、EmacsのSKKとuim-skkとで共通に利用できて、Emacsでも初回辞書読み込みに待たされることもなくなった

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